基礎部品

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2.3 留め具-4 釘

宮大工さんの説明で「釘を一本も使わずに~」という説明は良くなされますが実際に釘を一切使わずに建物を建てることはほぼありえません。そんな木造建築になくてはならない釘について実用上のことは良く語られますがそれ以前のことは基本的に語られません。それについて今回は見ていきましょう。
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2.3 留め具-3 リベット

今回はリベット、またの名を鋲(びょう)。古い構造物に多く採用されており、過去のものという印象が否めませんが実はまだまだ現役。  リベットには大きく分けて二種類あり、通常のリベットとブラインドリベットです。が、ブラインドリベットについては先日...
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2.3 留め具-2 ボルト

今回はボルト。実は2.1で扱った発条ともかかわりのあるこの部品について詳しく話していきましょう。まずボルトとはねじのなかでもナットとセットで使用するものを指します。 ボルト 仕組み  そんなボルトですがねじであることに変わりないので引張に強...
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2.3 留め具-1 ねじ

今回はねじ、特に木ねじです。ねじは英語でスクリュー。プロペラのことをスクリューということがあるのはねじれているもの全般を指すからなのだそうで。 歴史  ねじの起源はよくわかっていませんがアルキメデスの生きていた時代の前後に生まれたと考えられ...
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2.2 ダンパ-1

今回はダンパですね。今までは長ったらしくやっていましたがダンパは基本が分かれば問題ないので2回だけで終わらせます。  さて、ダンパ全体に共通して言えることがあります。それは、運動エネルギーを別の不可逆性のエネルギーに変換して外界に逃がしてい...
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2.1 ばね-4 特殊なばね

今回はばね第四弾!変わり種だよん。 空気ばね  簡単に言うなれば風船やバランスボールです。気体は圧縮性があるためそれを利用したばねです。気体であればなんでもいいのでガスばねといったくくりで説明されることがあります。ただ、身の回りの気体を使え...
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2.1 ばね-3 様々な発条

今回はばねの種類第二弾! 板ばね  曲げ方向のみに力を作用させる非常に単純なばねです。おそらく我々が最もなじみ深いのはコンセントの差込口でプラグを挟み込み固定するアレです。弓も板バネと考えることができますが今回はカット。  このばねの特筆す...
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2.1 ばね-2 コイルばね

今回はばねの種類!なんですが、コイルバネの解説だけです。  さあ、コイルバネは最も基本となるばね。そして実用例が最も多いばねでもあります。一応種類としては圧縮、引張、ねじりの3つが主にありますが、その中でも圧倒的に採用例の多い圧縮コイルバネ...
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2.1 ばね-1

今回から発条です。初回はばねの基礎を一通り触れましょう。  そもそもばねとは材料の弾性変形を利用したものです。弾性変形とは力を除くと、完全に元の状態に戻る変形のことです。元の状態に戻らない変形は塑性変形です。弾性変形は式(1)に示される通り...